クリスマス会

12月18日(金)にクリスマス会を行いました。今年度は感染症拡大防止の為、子どもたちと教職員でお捧げする形でのクリスマス会となりました。

『第1部の聖誕劇礼拝』では、アドベントクランツの4本のろうそくに灯った火の温もりを感じながら、讃美歌「とおいとおいむかし」を歌い、神様へお祈りを捧げました。

そして、年長児を中心に全園児での聖誕劇を行いました。年長児がそれぞれの役を担い、世界で一番始めのクリスマス(イエス様の誕生の聖書の話)を伝えます。

青組の子ども達一人ひとりはセリフと歌で、クリスマスの嬉しい出来事を伝えるために練習に励んできました。

「メェメェ。星がとってもきれいだね」

初めての参加となった年少組は、真っ白なひつじの帽子を被り、かわいい羊の役となりました。4つのグループそれぞれがセリフを覚え、にこにこの笑顔でお話しすることが出来ました。

「わたしたちがごあんないしましょう」

3人の博士を導くお星さま役となったのは年中組の子どもたち。博士役の子どもたちと掛け合いをする歌も、真剣な表情でしっかりと歌声を響かせました。

貧しい馬小屋の中で生まれたイエス様。羊飼いや博士、町の人や宿屋、天使も集まってイエス様の誕生を皆で喜び合いました。子どもたち一同に会して、心をひとつに最後の歌を歌う場面は大変素晴らしいものでした。

『第2部はクリスマス祝会』を行い、クラスごとに歌やハンドベルを披露しました。

もも組は「♪トントントントン クリスマス」「♪キラキラ星」を手遊びを交えて歌いました。

みんなお揃いのクリスマスツリーの帽子を被って、一生懸命に手振りをし、にこにこ笑顔の子どもたちがとてもかわいらしかったです(^^♪ 

あか組はサンタさんとトナカイの帽子を被り、「♪赤鼻のトナカイ」「♪サンタはいまごろ」の歌を披露しました。

ウキウキと心が弾む喜びを体いっぱいで表現をしたかわいい子ども達の姿に、クリスマスがますます楽しみとなりました。

きぐみは「♪サンタった」「♪風も雪もともだちだ」を歌いました。

お揃いの赤いベレー帽・白いケープ・緑の蝶ネクタイがとてもキュートな子どもたち。手拍子を取り入れ歌った「♪サンタった」では、子どもたちも、見ている人たちもみんな笑顔になる楽しい歌声を元気いっぱいに聞かせてくれました。「♪風もゆきもともだちだ」では、きぐみの子どもたちにぴ~ったりのお歌!寒さなんて吹き飛ばす明るく元気なパワーを全開で表現しました。

最後のあおぐみはハンドベル「きよしこの夜」「牧人ひつじを」の2曲を2つのグループに分かれて、演奏しました。

子どもたちが手にしたベルの心を込めた一つ一つの音が、美しく優しく礼拝堂に広がると、心があたたかな夢のような気持ちで満たされていくようでした。

発表を終えると、どこからか♪シャンシャンシャン・・・と鈴の音が。それとともに飛んできたのは紙飛行機。その紙飛行機を開いてみると・・・サンタさんからの手紙だったのです!!!

ワクワクする気持ちが最高潮となり、大興奮の子どもたち。

先生が手紙を読み上げると、【よいこのところへプレゼントを持ってきました。お部屋に置いてあります】とのこと。それを聞いた子どもたちは『きゃ~っ!!!!!!』と大喜び!!!

弾む心で足早に保育室へと戻ると、大きな箱を発見して子供たちの目はますます輝きます。

ドキドキしながら箱を開けると・・・たくさんのプレゼントが!

一人ひとりプレゼントを手に取ると、ぎゅっとしたり友達と笑いあって喜んでいました!その日のプレゼントが入ったバッグを大事に抱えて帰る姿はとてもかわいらしいものでした(*^^*)

子どもたちは、クリスマス会の日を心から待ち望み、保護者の皆様と過ごす一日をとても楽しみにしておりました。それを励みに練習を頑張る姿や、プレゼント作りでお家の人を喜ばせようとする姿があり、ぜひその姿を見て頂き、共に子どもたちの成長を喜びあいたいと思っておりました。

今年度は、感染症防止の措置で保護者の皆様をお招きすることが出来ず、子どもたちにも残念な思いをさせてしまいましたが、一人ひとり悲しさや寂しさを感じながらも『DVDを見るお家の人へ届ける!』『「頑張ったよ!」とお家の人に言う!』と、真剣な表情で取り組む姿が見られました。このような状況でも「思いやりの心」が育ってくれている子どもたちの姿にはとても驚かされ感謝をしました。保護者の皆様のご理解・ご協力には心から感謝をしております。

これからもさらに大切な子ども達の心の成長と豊かさを願いながら保育に努めて参りたいと思います。