青組の子どもたちが田植えを行いました!

青組の子どもたちによるお米作りが始まり、4月にお米の種もみを蒔きました。

普段食べているお米がどうやって出来るのかを、まずは写真を見て知ることから始まりました。

「え~~!知らなかった・・」お米の“種”がお米であることや、種もみという名前も教えてもらいました。

種もみを先生から少しずつ手のひらにのせてもらうと、その小ささに『かわいい~~!!』と言っていたり、触ってその硬さに驚いていました。

『おおきくなりますように』と願いを込めてパラパラパラっと、ふかふかの土の上に蒔きました。

すると、翌日から登園してすぐに『お米ちゃん、おはよう!!』、降園前には『またあしたね』と声を掛けていました。

『あ、お水あげなきゃ!!のど乾いてるかも!!』その日お当番のおともだちが霧吹きを使って、お水をあげたり『あ!!大きくなってる!!!』と気づいたことがあると、『みてみてーー!!!』と皆へお知らせをしたり。少しずつ背丈を伸ばし生長していくお米の姿を、子どもたちは毎日楽しみに過ごしていました。

種もみを蒔いて、およそ1か月。苗の背丈も10センチくらいに伸び、いよいよ田植えとなりました。園庭の一角にあるドラム管やコンテナを使った田んぼです。

田植えをする前に、土の中でぐんぐんと根が伸びていたこと、隣同士の根が強く結びついていたところも見ました。

苗の植え方を教わり、小さな束に取り分けてもらった苗を田んぼの泥の中へ植えていきます。

「うわぁぁ!!ドロドロだ・・・」と最初はその中へ手を入れることをためらう子もいましたが、指を少しずつ入れて泥に慣れると、田植えをすることができました。

泥のひんやりとした感触、土や水、葉や微生物などの自然のものが混ざりあった独特な匂いも嗅ぎ、体験したからこそ感じられるものを感じていました。

『楽しいからもう一回やりたい!!!』と、繰り返し何度も植えた子もいました。最後に「おいしいお米になりますように・・イエス様守ってください」と神様にお祈りをしました。

幼稚園の小さなお米たちがどのように生長していくのか楽しみにしながら、声を掛けて、お水をあげて、みんなの愛情を込めて大切に育てていきたいと思います。

☆おまけ☆

あかぐみさんが『これなぁに?』と青組さんに聞いている姿を発見!!お姉さんも嬉しそうに『おこめだよ。私たちがやったんだよ』と教えていました。

きぐみの男の子は、田んぼの水の中にいる虫が気になっているようです。

稲と稲の間に虫の気配を感じると、そ~っと葉をよけてその姿を探しています。

葉の触り方も乱暴ではなく、「そ~っと」触るところに、小さいながらも植えられた稲を大切にしているやさしさが感じられ、ほっと心が温まる瞬間でした。