青組 安波山へ行ってきました!

温かい太陽の光が降り注ぐ気持ち良いお日よりの中、青組の子どもたちが安波山へ出掛けてきました!

安波山は気仙沼を一望できる山です。名前の由来が“航海の安全と大漁を祈願する”と言われており、子どもたちに「海の街に住む気仙沼の人は昔から、この山に登って海を見ながらみんなが無事に帰ってきますように。」と祈っていたことを子どもたちに伝えると、「知らなかった!」「ぼくも見てみたい!!」とわくわくしていました。

バスに乗って、登山口に到着です。2頭の龍のオブジェがお出迎え。『うわぁ!!』と走り出し、近づいてその立派な龍の頭をなでなで☆みんなで記念撮影をしてから、龍に『行ってきます!!』と声をかけて、山登りが始まりました!

まずは“龍の階段”を登って、“ひのでのてらす”の展望デッキを目指します。石で積まれた階段を一段一段登っていきます。足の幅を石の大きさに合わせながら、笑顔で、平気な様子で登っていく子どもたち!先生たちは息を切らして、懸命についていきます(笑)


登り始めて5分ほどで“ひのでのてらす”に到着。デッキから眺める景色は圧巻!太陽に照らされて、キラキラ輝く水面がとてもきれい!!海に出航した船を見つけて『お~い!!!』『いってらっしゃ~い』『きをつけてね~~!!』と、見送る子どもたちでした。

つぎは“ほしのてらす”を目指します。
足元には“まつぼっくり”“きのこ”“どんぐり”などの秋の実りがたくさん!紅葉の始まった木々を見ながら、秋の美しさを感じ、“秋がどこにあるか“探しながら楽しく歩くことができました。


急な坂もありましたが、ズンズン足を止めずに歩く子どもたちのたくましさに驚きながら、“ほしのテラス”に到着です!
さらによい眺望となり、さわやかに心地よい風を感じます。下を望むと『あ!小さい!!』船や屋根の数々が小さくなったことに気付いた子どもたち。『もっと上はどうなってるかなぁ??』さぁラストスパートです!最後の力を振り絞り、頂上を目指します!


元気に登っていた子どもたちも、ちょっぴり疲れが見えてきました。でも『疲れた』とは言わずに、それぞれ自分のペースで登っていきます。横をスイスイと通り抜けるトンボの群れに誘われながら、頂上へと続く階段をあと2段・・あと1段・・と登って・・その先に目指していた頂上に到着!!!
全員、登りきることができました!!

頂上からは、青い海と空がつながる美しい様と、木々と山々に囲まれた自然豊かな素晴らしい景色を眺めることができました。だれかが始めた『ヤッホー!!』は、いつしかやまびこ大会となり、みんなで大きな声で叫びました。

広い空の下で、おやつを食べてから頂上を少し散策。落ち葉を下からすくいあげて、葉っぱの雨にして遊んだり・・珍しいキノコを発見して、頭を寄せあってじ~っと観察したり、虫を探してあちこち駆けまわったりと、楽しい時間を過ごしました。

帰りの道は下りでらくちん♬かと思いきや・・大きな石で足が滑らないようにゆっくり、ゆっくりと気を付けながら山をおりました。
『また行きたいね!』『今度はママを連れてくる!』と、楽しかったことをおしゃべりしながら、幼稚園へ戻りました。秋の探検ができてとっても楽しかったね(^^♪