運動会

★令和3年度の運動会を開催しました。

台風の接近による雨風を心配していましたが、子どもたちがてるてる坊主を作ったり、『晴れますように・・』『運動会ができますように・・』と神様へお祈りをしました。

当日は真っ青な空から秋の明るくあたたかな光が降り注ぐ心地よいお日和となり、幼稚園のお庭での運動会を開催することができました!

今年度も感染症拡大防止の措置を講じ、プログラムの内容を変更・縮小しての開催となりました。「ワン ハート~キラキラ笑顔でGO!~」をテーマに、「みんなの心を一つに」を合言葉に子ども達はそれぞれのプログラムの練習に取り組んできました!

★入場行進では、応援席にいるたくさんのお家の方に見守られて、胸を張って堂々とした入場したのは青組さん。お家の人を見つけてにっこり笑顔を見せていたのは黄組さん。赤組さんは周りを見渡すようにゆったりと初めての入場行進を行いました。

園児代表の4人の年長さんがはじめのことばを宣誓して幕開けです。『げんきいっぱい!こころをこめて!にこにこえがおでがんばります!!』の言葉を堂々と伝えてくれたあと、子どもたちみんなで『エイエイオー!』と、力を込めた腕を振り上げて心がひとつになりました。

オープニングはゆずの「スマイル」の曲に合わせて、パラバルーンを使った演技を年長児が披露しました。
「涙を拭いて 空を見上げて 君のほほえみが 世界を変えるスマイル」と始まっていくこの歌の歌詞が、まさに青組の子どもたちにピッタリ!歌を口ずさみながら練習に励みました。
もっとも苦労したのは、“キラキラ花火”と題した、沢山のボールをバルーンにのせて弾ませる演技。
みんなの心も体の動きも揃わなければ、空高く打ちあげられないのです。お家の方を「いっぱい驚かせたい!」と、練習を重ねました。
ドキドキの本番は、沢山のボールがバルーンの上を“ポーン!!”と跳ね上がり、見事、お日様でキラキラした花火を打ちあげることができました!

あか・ももぐみの子ども達による遊戯「みんなで作ろう♡イチゴミルク」と題して、“ぼくのミックスジュース”の音楽で踊りました。
普段から踊っていた、子ども達の大好きな曲です。
イチゴとミルクそれぞれのワッペンがついた帽子を被り、手の飾りを持って踊ります。
くるくると手をまわして、“いちごみるくを作る” ニコニコ(*^^*)姿はとてもかわいらしく当日はお家の方を見つけて手を振ったり、嬉しくてとびきり元気いっぱい!でした。
ドキドキしてちょっぴり照れてしまった子もいましたが、初めての運動会!おうちの人達の前で、とってもよくがんばりましたね!

年中・きぐみは遊戯「勇気100%」の音楽に合わせてダンスと“忍者の修行”を披露しました。
2学期に黄組のお部屋に届いた一つの箱。開けてみると“踊りは仲良く楽しく踊ろう”と書かれた巻物と手裏剣のバッジが届き、“忍者の修行“を行うこととなったのです。
キラキラのステッキを手に踊った後は、“水と飛び越えの術”“隠れ身の術”“片足跳びの術”の3つの修行を披露します。
練習中修行を重ねていくたびに、上達していった子どもたちでした。本番では、おうちの方の応援を力に、修行をスイスイとこなしていく姿を見せてくれました!

年長・あおぐみさんはおかえりモネのテーマ曲をつかって遊戯「なないろ」を踊りました。
7色の色鮮やかな旗を手に踊りました。旗をなびかせて踊る所、二人組で旗を交差して踊る所、“風の妖精”になって、笛の合図を頼りに子ども達だけで移動をする所など、さすが年長さん!といった姿を沢山見せてくれました。
演技が終わると、ほっとして「楽しかった~!」と胸をなで下ろしていた子どもたち。
楽しさを味わう姿や一生懸命に取り組もうとする気持ちは、たくましさも感じられる素晴らしい演技になり、昨年から一回りも二回りも成長した姿を披露してくれました。

★次のプログラムはもも・あかぐみのかけっこ。

ももぐみさんも先生に名前を呼ばれると、はりきって「はーい!」と元気なお返事ができました。

『よ~いどん!』の合図でゴールを目指して力いっぱいに走りました。
合図の前に走り出してしまう年少さんらしい微笑ましいハプニングもありましたが、そんな様子に会場全体があたたかな雰囲気に包まれました。

年中のかけっこでは、園庭を半周する先のゴールを目指して走ります。
「はい!!」の返事とまっすぐにのばした手がとても立派だったきぐみさん。『がんばるぞ!!』の思いがひしひしと伝わってきました。
合図の音を聞いて、力強く走りだした姿は活き活きとしていて、成長を感じました。ゴールをしたお友達は園長先生からメダルを首にかけてもらいました。
ピカピカメダルに目を奪われて『金メダルだーー!!』と大喜びの子ども達。その顔はメダルの輝きよりも輝いていました!

★最後のプログラムは年長のリレー。

28人全員で4チームに分かれて、バトンをつなぎます。

本番当日まで練習の度に、順位が入れ替わり、転んだり、靴が脱げたり、バトンを上手に渡せなかったり・・・さまざまなドラマがありました。
勝った喜びも負けて悔しい気持ちも経験してきた子どもたちの「負けない!」「勝ちたい!」の思いが日ごとに強くなっていくのを感じました。

チームの思いが一つになって臨んだ本番。

入場する姿からも子ども達の強い思いと緊張が伝わってきます。

『よーい、ドン』の合図で力強く走り出し、次の友達へバトンをつなごうと諦めずに走る姿に、目が奪われました。チームの友達への応援の熱も高まります。


アンカーがゴールテープを切ると、応援席からは大きな拍手が湧き起こりました。

・・実は靴が脱げてしまって、力を発揮できずにゴールをしたチームがありました。みんなの思いを汲んで、2回目も力いっぱいに走った子どもたちでした!

ピカピカの金メダルをかけてもらうと、どの子の笑顔もさらに輝きました。

神様とお家の方に守られて、元気いっぱい、心をひとつに、ちからいっぱいがんばりましたね!!

早朝からの準備や設営、競技でのお手伝いなど、多くのご理解とご協力を頂き、ご家族の皆様ありがとうございました!!